「ご本、出しときますね」というトーク番組が面白いです。私の地方ではやってない、あるいは真夜中かとんでもない時間か、だからネットのオンデマンドで見ます。司会の若林くん、本が好きなんですね。
さて、作家の藤沢周氏おすすめの本、ということで、古井由吉の、「辻」をアップしてました。渋いな。古井由吉作品は、大学生のころ何冊か読みましたが、不思議な小説という感想でした。
つまり、わかったようでほんとは解らない、ということです。それ以来、この人の名前は何度か聞きましたが、「解らない」というタグをつけて整理して、そのままでした。
藤沢氏による古井作品の特長は「現実と文学との境界線」と、私には聞き取れました。で、おお、つまり、私に分かる世界じゃないわ、ということが分かりました。中原中也とか、わかりませんから。でも、だからこそ、読みたい、とも思います。
プロだけが知るプロが、世界には居る様です。モーツァルトを殺した、と言われるサリエリ(誤解だそうです)は、モーツアルトのとんでもない才能に嫉妬しまくったとか。「すごい」と気づくのもプロです。
その番組のなかで「本が売れたりした人にたいして、嫉妬がすごい」と出演者がいってました。プロの世界ならではのことでしょうね。実力者同士の世界の競争って、すごいだろうな。おそろしー。
今度、AIと対戦する将棋のの羽生名人は、人工知能がすごい手を打って来たら嫉妬するのかな、それ、プログラマーに対してかな。ややこしー。
漢字博士の白川静、仏教研究の中村元、イスラム学者の筒井俊彦、日本には、世界が認めるプロがいます。私は、プロから、その存在を知りました。みんな物故者です。でも、著作は残っています。
白川漢字辞典を持つことが、私の夢です。腰痛や腹痛が生理前に襲います。